労務の話題~労災防止対策“プラスセーフコンソーシアム”
こんにちは!スタッフの桜庭です👧🌸
今日は、労務の話題~労災防止の新事業“プラスセーフコンソーシアム”についてです。
厚労省は、小売業・介護施設などの労災防止対策として、令和4年度から「+Safe」(プラスセーフ)コンソーシアム事業をスタートさせます。
令和4年1月時点の労働災害死傷者数はどのくらいだったかご存知でしょうか?
調査の結果、
令和4年1月時点、第13次労災防止計画の基準を超えるペースで発生しているということがわかりました。
特に増えているのは、小売業・介護施設。
転倒・腰痛などの行動災害(労働者の作業行動に起因する労災)が増えています。
このため、厚生労働省では、新たに企業・関係行政機関・業界団体などを加盟団体とする「コンソーシアム」(共同事業体)を設置。
事業者の行動変容を促し、人材確保も含めた総合的な経営対策とします。
併せて、
都道府県労働局内でも「+Safe協議会」(仮称)を組織。
●取組み目標の設定
●啓発資料の作成
●好事例収集
等を通じて、自主的な安全管理をバックアップします。
+S a f eコンソーシアム(仮称)とは?
【目的】
安全で健康に働くことのできる職場づくりに向けて、コンソーシアム加盟団体が連携した取組を⾏うことにより、
企業の自主的な安全衛生活動を推進するとともに、
国⺠の安全衛⽣意識を向上させることを⽬的とする。
※令和4年度本省の委託事業により実施する。
加盟団体は次の団体等から広く公募
1. ⾏政機関(国、地⽅⾃治体等)
2. 研究機関(大学、安全衛生総合研究所
等)
3. 労働災害の減少に取り組む企業・団体
4. 3以外の企業・団体(損保会社、⾦融機
関、スポーツメーカー、IT企業等)
その他にも
● 加盟団体が連携して、安全で健康に働く
ことのできる職場づくりに向けた各種プ
ロジェクトを実施
●厚⽣労働省は、各種プロジェクトの取組
の中から、優良な取組事例に対する表彰
を実施
新たな生活様式に急激に切り替わっている今、様々な“慣れない事態”を想定し、
業務の流れの見直しや、丁寧な新人研修、制度の活用等様々な対策で、労働災害をしっかりと防止していくことが大切です。
ワークフローの見直し、職場の安全確認等、労働災害防止のご相談もどうぞお気軽にお問合せください。
弊所では複合的な観点からのご支援もさせて頂いております。
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