「雇用調整助成金」特例措置 7月も継続へ…厚労省意向表明~助成金・補助金のお話~
こんにちは!
スタッフの桜庭です。
緊急事態宣言が出された地域などを対象にした「雇用調整助成金」の特例措置について、厳しい雇用情勢が続いているとして、厚生労働省は、今年7月まで継続することを表明しました。
8月以降については雇用情勢などを踏まえた上で、今後決定したいとしています。
まずはこちら👇がこれまで発表されていた内容です。
上記に加えて今回の延長措置となります。
弊所ブログにてこれまでも取り上げてきましたが、
「雇用調整助成金」は、
〇売り上げが減少した企業等が、
〇従業員を休業させるなどして雇用を維持した場合
〇休業手当などの一部を助成する
制度です。
※労働保険を適用していない場合は別の制度となります
厚生労働省の発表では、
昨年2月から本年5月21日までの
支給決定件数は342万985件
支給決定額は3兆5290億円
に上がるとのことでした。
■7月も継続される水準
◎「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」の対象地域
●一日の助成金の上限1万5000円
●助成率…大企業・中小企業ともに最大100%
◎上記以外の地域
●一日の助成金の上限を1万3500円
●助成率…最大で、中諸企業90%、大企業75%
田村厚生労働大臣は、記者団に対し、
「事業主には、雇用調整助成金を使って、何とか雇用を守ってもらいたい」と述べています。
助成金や補助金は後から出るものですから、資金繰りには計画性や余裕が必要になってきます。
厳しい状況が続くかもしれませんが、使える制度を大いに利用して乗り切って頂ければと思います。
弊所では、
『自社で使える助成金はどんなものがあるか知りたい』
『忙しくて書類を作れない』
等、助成金に関するご相談の他、
ITツールを導入した経費や労働の軽量化について等のご相談も常時受け付けております。
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