データから読み解くヒント
こんにちは!スタッフの桜庭です👧
今日は、労働分配率とGDPの話題です。
労働分配率とは、経済学用語のひとつで企業の利益が労働者にどれほど回ったかという指数です。
GDPはよく使われるワードですね。
■GDP…国内総生産
「Gross Domestic Product」の略。
1年間など、一定期間内に国内で産出された付加価値の総額。国の経済活動状況を示します。
★付加価値とは、サービスや商品などを販売したときの価値から、原材料や流通費用などを差し引いた価値のことで、とってもシンプルに例えますと“儲け”です。
国内でどれだけの儲けが産み出されたか、ひいては国の経済状況の良し悪しを端的に把握したいときに用いられたりもします。
さてこの労働分配率、
日本は2020年の統計結果では75.5%(前年度は71.5%)でした。
比較できる1994年度以降最高となったとのことです。
業種毎に収益構造が異なるため、単純な答えはないものですげ、労働分配率の目安は概ね50%~60%弱と言われています。
また、国別の【豊かさ】の目安となる国民一人あたりの名目GDPは4万48ドルでした。
これはOECD(経済協力開発機構)加盟38か国中19位。
ちなみに2012年には10位ですが、2013年には19位になっています。
統計や数字がすべてではありませんが、分析すると様々なものが見えてきたり、アイディアに繋がることも。
最も大事なのは、その数字から何を読み取り、どんな施策や対策を行っていくかということです。
自社の魅力向上、生産力向上のためのポイントはどこか。
それは意外と内部からでは見えにくい…ということもあります。
『今年はぐっとテコ入れしたい!』
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