順調なテレワーク、そのポイントは
こんにちは!スタッフ桜庭です👩🎓🌸
今日はテレワークについての話題です。
テレワークが定着した昨今、“緊急対応”ではなく、より高い効率を求めて積極的にテレワークを採用するというケースも珍しくはなくなってきました。
出社とテレワークを織り交ぜて効率化を図る『ハイブリットワーク』も、より社会に定着してきたといえるでしょう。
テレワーク定着と共に、
就労形態が切り替わることによる社員の負担も、取り組むべき課題として様々な改善案が実施されています。
日本テレワーク協会では、ハイブリッドワークを推進するうえで、休息・睡眠時間の確保や新人層へのケアが求められるとするレポートをまとめました。
テレワークの課題
前年度に続いてテレワークの課題として総労働時間数の伸びが報告されました。
●通勤時間が業務時間へスライドしている傾向があること
●移動の不要なウェブ会議への移行で会議が増えた
●海外出張ができないために早朝・深夜の時間帯で対応せざるを得ない
などがその内訳と見られており、健康面への影響を懸念する声が挙がっています。
コアタイムのないフレックス制との併用で夕食後の業務再開が可能になり、深夜残業や長時間労働につながっているとも指摘されています。
各社が実践する対応策
●会議間に5~10分程度の休憩を設ける
●10時間前後のインターバル確保を推奨する
などが取組みとして紹介されています。
コミニュケーション問題
また、テレワーク時の『困ったこと』で上位に上がりがちなコミュニケーションの問題。
出勤していればなんということもなく解決してしまうことも、空間を共有しないテレワークでは問題として浮上することがあります。
何気ない日常会話やちょっとした仕草が潤滑油の役割を果たすことも多いものですが、テレワーク時になるとメッセージを“わざわざ送る”となり、あまり現実的ではありません。何か仕組みがなければ、社員間で躊躇して当たり前です。
社内規定で社員間の話題のタブーが決められている場合もあり、問題となることを避けるがあまり、よりコミュニケーションは少なくなるかもしれません。
日本テレワーク協会のレポートでも、
活性化は今後も人事施策上の重要テーマになるとし、
オンラインでの交流促進やチームで取り組む健康施策などを紹介しています。
コロナ下で入社した新人や異動者が、人間関係を築く間もなくテレワーク中心となっている状況も課題としています。
社員のメールやPCログを分析した企業では、
●若手を中心に資料作成時間が増えた
●社員によって業務が集中・閑散する二極化が生じている
という実態を報告しています。
自社の調査をしていない場合、潜在的な課題が隠れていることがあるかもしれません。
継続的にチェックすることで課題が浮き彫りになることもあります。
『気になりつつも、どのようにして良いかわからない…』
そんな時も
弊所までお気軽にご相談ください。
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