労務の話題 【65~69歳の就業率 初の5割超え】
こんにちは!スタッフ桜庭です👩🎓🌸
総務省から19日の敬老の日に合わせて、65歳以上の就業者数が発表されました。
敬老の日に合わせてとのことですが、現代の60代はまだまだ現役感がありますね。
推計人口によれば、
2021年の65歳以上の就業者数は過去最多の909万人!
18年連続の増加となり、
1000万人の大台も見えてきました。
就業者率は25.1%。
65~69歳では50.3%と初めて5割を超えました。
定年退職後に再就職したり、資格を取得、もしくは準備しておいた専門資格を活かして起業する方も珍しくはなくなりました。
ちなみに、
一律に定年制を定めている事業所で、
定年年齢が60〜64歳の事業所で継続雇用制度がある事業所割合は89.1%となっています。
数字で見てもやはり『まだまだ現役』のイメージ通りと言えるのではないでしょうか。
ところで、
世の中は2025年の崖を目前にDXが急がれ、各所でデジタル化が進められています。
あと20年もすればITに強いシルバー世代も当たり前になりそうですが、現段階ではデジタル機器に得手不得手があり、個人毎にITツールやデジタル機器への意識に大きく差があるのが現シルバー世代の特徴の一つと言えるようです。
職場によってはシルバー世代に大きく頼っていたり、今後そうなりそうということも。
これから更に社会全体でDXが進み、あらゆるものがデジタル化されていく中で、どのように業務に順応してもらえるか?
このテーマに対する工夫は、職場によっては深刻な人手不足を解消する鍵となるかもしれません。
職場のレガシーシステム、改善していますか?
古いシステムや機材は故障も多く、トラブルは増えることはあっても無くなることはありません。一度不調になってしまうと立て直しが難しいことも。
普段使用するシステムや機材を常に新しくシンプルにしておくことで、デジタル機器に苦手意識があるシルバー世代のスタッフさんにも対応してもらえるとなれば、人手不足解消の可能性は広がるかもしれません。
新たにシステム導入するときも、職場の人材構成を考慮して比較基準にしたり、文字やアイコンの大きさ、スイッチの扱いやすさも考慮してみると良いかもしれませんね。
現在(2019年統計)、日本の人口割合は、
15歳未満→1521万人
65歳以上75歳未満⇨1740万人
15歳未満は減少傾向にあり、2022年の時点で既に1440万人と言われているのでこの差は開くばかりと予測されています。
人材育成や採用活動は若手世代に向けて行われるものでしたが、今後はその概念も変わってくるかもしれません。
★ITツール導入=DXではありません!
2025年の崖を越えるには、しっかりしたDXへの取り組みが必要です。
正しい考え方と知識がないと、かえって効率が落ちてしまったり社員から大不評となってしまうことも…
リスクはしっかり回避して、無駄なく成果を求めていきたい!
そういう時も、どうぞお気軽にご相談ください。
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