熱中症対策とマスク
こんにちは!
スタッフの桜庭です。
梅雨も終盤のこの時期、
日中の蒸し暑さと湿度に辟易することも増えてきました。
新しい生活様式を提唱されている昨今、今や常識となった感染症対策のマスクも、熱中症対策の観点からすると外したほうが良い場合が出てきます。
厚生労働省からも、つけるシーン・外すシーンを分け、感染症対策をしながらも、熱がこもらないよう工夫するように呼びかけられています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_coronanettyuu.html
熱中症のリスクを減らすには(厚生労働省からの配信)
・2メートル以上の距離が確保できたらマスクを外す
・マスクを着用しながら強い負荷のかかる作業や運動は避ける
・のどが乾いてなくても定期的に、こまめに水分補給
・周囲の人との距離が取れたら一時的にマスクを外して休憩
・外出は暑い日や時間帯を避け、涼しい服装で
マスクをしていると口内が乾燥しにくい分、脱水に気が付きにくくなるという提言もあり、時間を決めて水分補給をしたほうがリスクをより減らせそうそうですね。
マスクを外せないときは、顔から熱が逃げない分、他の場所から体内の熱を逃がす工夫が良いそうです。
・半袖や袖をまくりやすいシャツ
・ノーネクタイ
・開襟シャツ
・女性は広がるシルエットの服など
放熱しやすいものを選ぶことが大切になってきそうです。
今年は例年以上にクールビズが必要と言えそうです。
適用できる職場でしたら、話し合いの上、今夏の過ごし方、方針を、先手を打って決めるのも安全策と言えそうです。
他にも、
○熱を吸収しやすい黒色を避ける
○通気性・発散性に優れた素材を選ぶ
という工夫も。
繊維の開発は日進月歩と言われており、良い素材が同じ素材でも改良がみられます。
天然なら亜麻を使ったリネン素材、肌障りの良いコットンが、日本では昔から夏の衣類に選ばれてきました。
化繊も、近年、涼感素材が色々と開発されています。
滑らかで軽いレーヨン素材は、絹の代替品として開発されたもの、様々なかたちで暑い盛りの日常をサポートしてくれそうです。
各所で工夫をし、感染症対策と熱中症対策を両立させていけると良いですね!
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