労務の話題~求人サイトの個人情報取扱いについてルール化を議論~
こんにちは!
スタッフの桜庭です。
今日の話題は求人の話題です。
求人サイトなどでの雇用仲介事業が急速に広まり、労働条件をめぐりトラブルが相次いでいます。
そのことを受け、厚生労働省の労政審の分科会は、ネットに掲載する情報の正確性や利用者の個人情報取扱いのルール化のため、職業安定法の改正に向けた議論を開始しました。
今後、仲介事業の内容ごとの法的な位置づけ等を明確化し、年内に概要をとりまとめて来年の通常国会への改正案提出を目指すということでした。
そもそも、なぜトラブルが相次いでしまったのでしょうか?
実は、意外と知られていませんが、
現行法上、求人サイトの開設には許可や届出が不要で、利用者の個人情報についても保護義務はなく、行政処分の対象にもなっていません。
冒頭のニュースは、このことに対して何らかの手立てを!というわけですね。
正式に法で取り締まられる方向になり良かった!と思える内容ですが、直近の採用ハイシーズンは大丈夫だろうか?とご心配なご担当者様もおられるかもしれません。
そこで思い出していただきたいのが採用定着士®の存在です。
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